竹について

BAMBOO-竹について-

竹製品について ー使用竹材ー

○ユウノ竹工房では主に京都府産・真竹(まだけ)の白竹を使用しています。写真の上が白竹です。普通は3年目の竹を切ります。竹林に生えている竹は、青いものですが、それを皮の付いたまま籠にしようと加工すると、時間と共に変色していきます。酸化という状態なので、色はくすみ、とても美しいものとは程遠くなってしまいます。

その状態を防ぐためには、

①竹が青いうちに皮を剥いてしまう。

②苛性ソーダという薬品を使い竹の油を抜く。

二つの方法があります。①は主に竹を染料で染める時に用いる方法です。ユウノ竹工房では、竹屋さんが油を抜いてくれた②の状態の竹を購入してきます。ただ油を抜くだけでは写真の状態にはならず、3ヵ月ほど天日に干しています。竹を材料に加工する前にもこんな手間がかかっているのですね。

1枚目の写真の下の黒い竹は、その見た目通り「黒竹(くろちく)」という竹です。こちらは四国産が多いようです。こちらは生えて3年目までは青いようです。3年目から黒くなるそうですよ。

IMGP0590

その他には「煤竹(すすだけ)」という竹も使用します。この竹は、もともとは白かったのですが、茅葺きの屋根に建材として使われ、囲炉裏で燻された為にこのような美しい色合いの竹になったのです。燻された年月は約150年とも言います!なんとも貴重な竹なのですね。それに加えて、現在はこの竹の価値を知る人も減っており、茅葺きの屋根の建物も減っていますよね。やむなく建物が壊されるときにきれいな状態でこの煤竹を残してくれればいいのですが、重機で破壊されて廃棄物になってしまうこともあるのだとか・・。竹細工をしている人間にとってはこれは悲しいことですね。今はきちんとした理解が進んでいるのかもしれません。お陰で私のような者の手元にも煤竹があるのですから、今のところはこれを加工してバッグなどを制作しています。IMG_0134.jpg456KB

IMGP0083.jpg390KB煤色の部分は常に燻されていた部分、白っぽい部分は縄で縛られていたので燻され具合が薄いのです。この部分を縄目と言います。この色の絶妙な具合がとても美しいのですね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です