竹の弁当籠を編む inカロトギフ

近頃、有難いことに竹に興味をお持ち下さっている方とお話をすることが増えました。加えて子供が抵抗力の落ちる時期に差し掛かりつつあります。保育園へ行けない日が続くこともあり、制作作業は深夜になることも。

こんな時、「もう嫌!しんどい!」と思ってしまいたくなることあります、正直。でも、そう思ってしまうと自分の選択、今までしてきたこと、全てを否定することになってしまう。そう言い聞かせます。

それよりも何よりも、自分を様々な形で支えて下さっている方々(家族、私の竹を選んでくださったお客様)を裏切ることだと考えるようにしています。

実際、体がしんどく元気が出ない常ですが。それでも気持ちは前を向いて、愚痴らず、自分を否定せず、をモットーになんとか毎日過ごしています。どうかお付き合いください。

さて、前置きが長くなりましたが、2016年10月23日㈰私の恩人であるカロトさんの岐阜のお店へ行く願いが叶いました。

「竹で編む弁当籠」inカロトGifu

ユウノ竹工房一家は前日から岐阜入りし、楽しくお泊りさせてもらいました。2歳の娘と9ヶ月の息子までお世話になり、本当に修学旅行の様。

http://calotte-web.com/gifu/dairy にて書いて下さいました。ここに集約されているので、私が書くことはないくらい・・。

それでも私目線で感じたこと、言い訳(汗)などをここに書かせていただきます。

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日曜日の朝早くから、たくさんの方にお集まりいただきました。
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まずはお弁当籠の身の制作です。型を使いそれに合わせた材料で交互に編んでいきます。
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予め竹を曲げてあります。皆さま無心に上・下と竹を編む作業を繰り返せれていらっしゃいました。imgp1336-jpg456kb

蓋は巾の違う材料で上下交互に編む親子四ツ目編み。ここで思ったよりも時間がかかってしまいました。汗imgp1338-jpg399kb

身の籠が出来たところでカロトのランチをいただきます~。ほんっとに美味しかったキッシュ!実際このあたりから岡悠の余裕はなくなってきました。(本当においしくいただいたのは帰りの車中でした)

ここからは、本当に余裕がなくなってしまい写真すらありません。お許しください。

途中、お帰りになる方もいらっしゃり、最後まで残って完成された方々の終わった時間は辺りもすっかり暗くなった17:00過ぎでしょうか。

こちらの口数も少なくなってしまい、頭の中はパンク寸前でした。それでも最後に「楽しかった!」「作れてうれしかった!」というお言葉を頂けて嬉しい限りです。それと同時に申し訳なさも感じました。

途中でお帰りになった方々の籠はきちんとお預かりして、後日お渡しいたしました。本当は当日完成品をお持ち帰りしていただきたかったので、本当に申し訳ありませんでした。

こちらも初めてのワークショップ内容で、カロトさんのご厚意で開催していただいたもの。最後に店主の加藤さんに

「得た経験は消えませんよ、これが岡さんのこれからの役には絶対に立ちますよ。」と言っていただきました。。

岐阜はとても良いところ、また是非行きたいです。近くには各務原の航空自衛隊があり、一度だけ爆音を耳にしました。毎日聞くのは耳が痛いでしょうが、たまに聞くのは胸が躍りました。

また、竹のワークショップ、したいです。