展示会のお知らせ/手しごとの器・道具 テノナル工藝百職

こんにちは、すっかり制作に追われてしまいブログの更新が約ひと月ぶりとなってしまいました。

毎日毎日、お伝えしたいことはたくさんあるのですが、どうも朝から夕方までの時間があっという間に過ぎてしまいます。子供の頃はあんなに一日が長かったのに・・。と思い返しても仕方ないことばかり頭に浮かびます。

さて、言い訳はここまでにいたしまして、展示会のお知らせです。

「暮れる秋、近づく冬」

陶・はしもとさちえ 竹・岡悠 二人展

2017/10/28㈯~11/5㈰ 11:00~18:00

◎最終日11/5㈰のみ17:00で終了

◎作家在廊日 はしもと:10/29㈰、11/3(金・祝) 岡:10/29㈰

*展示期間中は11/1㈬のみお休み

手しごとの器・道具 テノナル工藝百職 ←展示会場です。ご覧ください。

今回の展示会のお話を手しごとの器・道具 テノナル工藝百職さんの店主・渡邊さんから頂いたのは、昨年の夏頃でしたでしょうか。

私、岡悠としての展示会は今回で三回目。まだまだ経験値は低いのですが、とても嬉しいお誘いに心が躍りました。

なんとか100点程のものを作り、皆さまにご覧に入れようと作品の構想は一年前から少しづつ練り始めました。

毎月、少しでも作りためていこうと考えてはいましたが日々のご注文や子育てに追われてしまい展示物の作成に本腰を入れたのはなんと今年の六月でした・・。

いやはや自分の見通しの甘さに呆れながらも、久しぶりに自分の作りたいものを作れる喜びは六月からはひとしおでした。

今はまだ展示品の全ては完成まで至っていませんが、展示会まで丁度一ヶ月の今日時点では70点程は出来上がっています。

ここしばらくは作ることに夢中になりすぎてしまい、展示会中のことまで考えが及んでいませんでした。しかし、一ヶ月前を迎えた現在、在廊のことなど考えると緊張が・・。

と、私の心境はここまでにしまして、展示会で並ぶ予定の作品をご紹介したいと思います。

 

模様網代蓋のお弁当箱 深さがありますが小ぶりな女性用のお弁当箱です。

横から見るとこんな感じです。合わせ蓋になっています。
黒竹をアクセントに編み上げた手付きのパン籠。食卓に置いていあるだけで重宝しそうです。
網代底の蕎麦笊。黒竹のみで仕上げているため竹っぽくないかもしれませんね。少し楕円形をしています。
乱れ編み小判型笊。330×270mmと少し大きめのサイズです。

定番の本麻編みの笊。φ21㎝と使いやすいサイズです。高台付き。

こちらは番外編。とても大きな差し六ッ目の椀籠です。こちらはもう売約済みとなってしまい、展示会でもご覧に入れることが出来ないのですが、製作にとても苦労したので写真だけでも皆さまに・・。ということで。

編み目のアップ写真。二種類の六ッ目編みを重ねて、一番細い材料で編み込んでいく・・という表現で伝わりますでしょうか?とにかく大変でした。

 

今回の展示会では初めて制作したものも多数あります。数は一点ものだったり、5~10個用意できたものもありますが、全て余すことなくご覧になりたい方は是非初日に足をお運びくださいませ。

ただ、手しごとの器・道具 テノナル工藝百職はそんなに広いお店ではないので展示会につきましてHPをご確認の上お出掛け下るようお願い申し上げます。

私、岡悠の在廊日は10/29㈰となっております。竹につきましてのお話は尽きませんので、お気軽にお声掛けくださいませ。